ライフログテクノロジーは4月2日、同社が運営するヘルスケアアプリ「カロミル」のアスリート向けとなる「パフォーマンスナビ」が、4月から「鹿児島県自転車競技連盟2020かごしま国体強化チーム」に試験導入されたと発表した。
パフォーマンスナビは、同社がベータ版と位置付けるアプリで、だれでもダウンロード(iOS版/Android版)できる。
カロミルは、日々の食事や運動の記録・管理が行えるヘルスケアアプリだ。食品や商品のデータベースの中から手動で検索・選択し、登録した食品の栄養素が自動概算・記録する機能のほか、独自開発された画像解析AIによって、食べ物を写真撮影するだけで栄養素を記録できる機能を実装している。
それに対しパフォーマンスナビは、2018年6月から実施している鹿屋体育大学との共同研究の中で、アスリートのパフォーマンスと睡眠や食事などをデータとして記録し、相互関係などを調査できるアスリート用に特化したアプリとして開発。既存のカロミルにアスリート向けの機能を追加し、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮する上で管理が重要な毎日の食事内容や、体重・体脂肪率・睡眠時間などの情報が簡単に記録できる機能を搭載している。
今回、2020年10月に開催される「2020 かごしま国体」に向けて組織された鹿児島県自転車競技連盟2020かごしま国体強化チームの24名(鹿児島県の高校生と社会人で構成)がパフォーマンスナビを実験的に利用することになった。
選手が記録したデータから、練習時のパフォーマンスと食事や睡眠などの関係を分析し、良いコンディションの維持、パフォーマンスの改善に役立てるという。
また、今回の試験利用によって集積したデータは、鹿屋体育大学との共同研究に活用していく予定。今後はアスリートを支援する保護者や指導者向けの機能も搭載する予定だという。
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