ライフログテクノロジーは3月27日、同社が運営するヘルスケアアプリ「カロミル」が、東京地下鉄(東京メトロ)と日本ユニシスが共同で実施する従業員の健康推進に関する実証実験において、データを採取するためのツールとして採用されたと発表した。
カロミルは、食品や商品のデータベースの中から手動で検索・選択し、登録した食品の栄養素が自動概算・記録される機能と、独自開発した画像解析AIを用いて、食べ物を写真撮影するだけで栄養素を記録できる機能を搭載したヘルスケアアプリ。
同社によると、4月から東京メトロの従業員に利用推奨アプリとしてカロミルが提供される。
なお、東京メトロの従業員は、カロミルを利用して、毎日の食事内容や運動量、体重などの健康状態を各自登録。登録されたデータを日本ユニシスが集計データとしてまとめ、傾向などを分析の上、東京メトロの人事部へと戻すという。また、東京メトロでは、集積した情報を活用し、従業員の健康推進を経営に役立てていく方針。
日本ユニシスは、企業が従業員の健康状態について把握、分析、配慮し、健全な経営に貢献するような「健康経営プラットフォーム」サービスの展開を見据えている。今回集積したデータは、企業向けに今後提供する予定の、従業員の健康状態を記録、分析するサービスに活用されるという。
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