ソニーは3月26日、手のひらサイズの小型ボディに1.0型イメージセンサーを搭載し、4K動画撮影機能も備えた、プレミアムコンパクトカメラ「サイバーショット DSC-RX0M2」(RX0 II)を発表した。発売は4月12日。想定税別価格は8万5000円前後になる。
RX0 IIは、2017年に登場したRX0の第2世代機。1.0型イメージセンサーの採用や、コンパクトボディはそのままに、3840×2160ピクセルの高解像度4Kの本体内記録と4K動画のモバイル機器への転送に対応し、さらに180度チルト可動式液晶モニターを備えた。
本体サイズは高さ40.5mm×幅59.0mm×奥行き35.0mmで、重量約132g。ソニーでは、1.0型イメージセンサーと可動式モニター搭載のレンズ一体型デジタルスチルカメラとして、世界最小・最軽量になるとしている。
有効約1530万画素メモリー一体1.0型積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」と従来機比で約1.8倍の高速処理を実現した最新の画像処理エンジン「BIONZ X」の組み合わせにより、高速処理性能を実現。最高1/32000秒のアンチディストーションシャッターや960fps(最大40倍)のスーパースローモーション機能撮影にも対応する。
可動式液晶モニターは、上方向180度から下方向90度まで角度を調整でき、自分撮りにも最適。別売のシューティンググリップ「VCT-SGR1」と組み合わせれば、縦位置や自分撮り、三脚スタイルでの使用など、手元で操作しながら撮影ができる。
同日から公開しているモバイルアプリ「Movie Edit add-on」を使えば、カメラから取り込んだ撮影時の情報を利用して手ブレを抑え滑らかな映像編集を実現。3月25日に公開済みの「Imaging Edge Mobile」により、SNSなどに画像を簡単に共有できるほか、撮影した4K動画などをモバイル機器へ転送することも可能だ。
カメラをアクセスポイントにして最大5台まで、ルータをアクセスポイントにすれば6台以上の本体を、Imaging Edge Mobileをインストールしたモバイル機器からの無線マルチカメラコントロールが可能。複数台のカメラを同期させ、新たな映像表現も楽しめる。
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