Appleは、2018年に「Apple Watch」の心電図表示機能を発表する前に、スタンフォード大学と共同で同技術を研究していた。心臓研究プロジェクト「Apple Heart Study」には40万人が参加していた。
米国時間3月16日に公開された研究結果によると、参加者の0.5%が不規則な心拍について通知を受信したという。これは心房細動など、より大きな問題の兆候である可能性がある。早期に前兆が検出できれば、早期に治療を受けることができる。
「不規則な心拍の通知を受けた多くの参加者が医師の診察を受け、受信した情報によって、医師とより有意義に会話することができた」とAppleはプレスリリースで述べた。
不整脈の通知を受けた参加者の57%が、医師の診察を受けた。
「Apple Heart Studyの結果は、より予測的および予防的なヘルスケアの構築において、革新的なデジタル技術が担うことのできる潜在的役割を示している」とスタンフォード大学医学部長を務めるLloyd Minor氏は述べた。「心房細動はほんの始まりにすぎない。この研究は、ウェアラブル技術と、発症する前に病気を予防するというプレシジョンヘルスの主要目標に向けてそれを利用する方法に関する、さらなる研究の扉を開くものだ」(同氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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