配車サービスを展開するLyftが、新規株式公開(IPO)に向けたロードショー(投資家向け説明会)を開始した。同社が米国時間3月18日に米証券取引委員会(SEC)に提出した最新の目論見書によると、株価は1株あたり62〜68ドルに設定される見込みだ。
つまり評価額は210〜230億ドル(約2兆3000億〜2兆6000億円)ということになると、The Wall Street Journal(WSJ)は報じている。非公開企業としての同社の現時点の評価額は約150億ドル(約1兆6700億円)だ。
Lyftは、「LYFT」のティッカーシンボルでNASDAQに上場する予定だ。IPOは早ければ3月末にも実施される可能性がある。
Lyftは3月1日、SECにIPOを申請。「移動手段に革命」をもたらしたと述べ、「われわれの世代を代表するブランド」の構築を目指すとした。
Lyftは申請書の中で、2018年の運賃総額は81億ドル(前年比76%増)、売上高は22億ドル(前年比103%増)だったと述べた。しかしその一方で、2018年の純損失は9億1130万ドルで、2016年の6億8280万ドル、2017年の6億8830万ドルから増加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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