favy、ビズリーチと連携して飲食店の事業承継M&Aを支援--集客支援も

 favyは3月15日、同社が運営する食のプラットフォーム「favy Store」において、ビズリーチが運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」を掲載し、飲食店の事業承継M&A支援を開始すると発表した。

 飲食業界の廃業率が高い要因のひとつに事業承継の問題があるという。一方で企業では事業の拡大や多角化、マーケティング施策の一環として飲食店運営に取り組みたいというニーズもある。そこで今回の連携により、飲食店の事業承継M&Aのマッチングを支援する。

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 favy Storeは、新しいメニュー導入や販促施策に積極的な全国3万店舗超の店に厳選した商品・サービスを紹介しており、現時点で約150件のサービスが登録されている。日本全国の美味しい食材だけでなく、調理器具、家具、ユニフォーム、清掃、予約サービス、店舗BGM、アプリなど、飲食店経営に役立つカテゴリーの商品をサイト掲載料なし、成果報酬なしで、全国の飲食店へと紹介している。

 ビズリーチ・サクシードは、売り手企業と譲り受け企業をつなぐオンラインプラットフォーム。 売り手企業は、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できる。なお、売り手企業は、登録から案件成約時まで、同プラットフォームの利用料は無料。また、売り手企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関なども、同様に同プラットフォームが無料で利用できる。

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 譲り受け企業は、興味を持った売り手企業へと直接アプローチ可能。売り手企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や自社の市場価値を把握するきっかけとして活用できる。

 2017年11月下旬にサービスを開始し、2019年3月1日時点で、全国の事業承継M&A案件が1160件以上登録され、事業承継M&Aプラットフォームにおいて、日本最大級の案件数となっている。同社によると、同支援を通じてM&Aが成約した際には、その飲食店の集客支援を実施するという。

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 M&Aが成約した飲食店の新しいスタートを「グルメメディアfavy」の記事で紹介し集客支援も行っていく予定という。この度の連携により、事業承継M&Aだけでなく、その後新しいスタートをする飲食店の集客支援も行うことで飲食業界の廃業率低下及び活性化に貢献したいとしている。

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