Googleは米国時間3月8日、音声アシスタント「Googleアシスタント」の「Continued Conversation」(続けて会話)機能を米国のスマートディスプレイに追加すると発表した。対象となるデバイスには、「Google Home Hub」のほか、「Lenovo Smart Display」「JBL Link View」「LG XBOOM AI ThinQ WK9」がある。Continued Conversation機能は、1度「Hey Google」(または「OK Google」)と話しかければ、その後は毎回ウェイクワードを発しなくてもGoogleアシスタントと会話できるようにする機能だ。
Continued Conversation機能はGoogleアシスタントアプリの「設定」から有効にできる。それ以降は、話しかけていったんアシスタントを起動すると、起動したままの状態がある程度続き、その後の質問にも対応できる。
この機能は、人工知能(AI)搭載アシスタントとのやり取りがますます自然なものになっている現状を示している。Amazonは「Alexa」の会話スキルに対して、同様の改良を2018年に加えた。
Googleは他にも、音声によるやり取りが、ディスプレイに表示されたインターフェースをいかに補完できるかを示す一連の新機能を導入した。たとえば、ユーザーはスマートディスプレイを使って、Googleアシスタントに接続されているすべてのデバイスを1つのダッシュボードで管理できるようになった。さらに、Googleアシスタントに接続されているスピーカのグループにスマートディスプレイを追加したり、スマートディスプレイを使ってグループ内の任意のデバイスの音量を調節したりできる。
さらに、スマートディスプレイに搭載されたGoogleアシスタントを使って、ゲームのプレイや写真の共有、通訳ができる新機能も加わった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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