Nature Japanは、家庭内の太陽光発電システムや蓄電システム、スマートメーターといった電力関連デバイスと連携し、スマートフォン用アプリから管理できるようにするデバイス「Nature Remo E」を発表した。2019年夏ごろ、販売価格2万円から3万円で発売する予定。
Nature Remo Eは、スマートホーム向け通信規格のECHONET Liteに準拠しており、ECHONET Lite対応の太陽光発電システムなどをインターネット接続させてスマート化する。汎用性の高い家庭内エネルギー管理システム(HEMS)コントローラで、Nature Japanは「スマートエネルギーハブ」と称している。
利用にあたって配線などの設置工事は不要。壁などに設けられたコンセントに挿せば取り付け完了なので、敷居の高かったHEMSが手軽に導入でき、電力使用の最適化をサポートするという。
ECHONET Liteに対応している各社のシステムと通信し、アプリから蓄電システムの制御、電力消費状況の管理、太陽光発電状況のリアルタイム確認といった操作が可能だ。発電量や売電量、買電状況はグラフで確認できる。外出先からの操作にも対応している。
また、同社のスマートリモコン「Nature Remo」との連携も計画。アプリからエアコンや照明などの家電機器の制御とHEMSとを総合的に管理できるシステムの実現を目指す。
Nature Remo Eの紹介ビデオ(出典:Nature/YouTube)
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