世界初の新機能が目白押し--「Galaxy S10」シリーズ3機種をじっくり見る - 14/25

　Galaxy S10eは幅69.9mm×高さ142.2mm×厚さ7.9mm、重さ約150gとコンパクトで、片手操作も可能なサイズ感を実現している。

　たとえば5.8インチのディスプレイは、解像度がFHD+で左右のエッジこそ曲がっていないものの、Galaxy S10/S10+と同じく「パンチホール」型かつHDR10+対応の「Dymamic AMOLED」が採用されている。またカメラはトリプルではなくデュアルだが、省かれているのはズームカメラのみで、見たまま撮れる123度の超広角（16M）、F値1.5/2.4を切り替えられる広角（12M）は、まったく同じだ。フロントカメラもGalaxy S10と同様で、メモリーの選択肢がRAM6GB/8GB、ROM128GB/256GBとなるほかは、チップセット、通信機能等もほぼ同スペックとなっている。なお価格は「Galaxy S10e」が749ドル（約8万2950円）～、Galaxy S10が899ドル（約9万9560円）～、Galaxy S10+が999ドル（約11万630円）～。3機種の中ではGalaxy S10eが最も低価格に設定されている。なおいずれも日本での発売については、現時点でまったく未定とのこと。例年Galaxy Sシリーズは夏モデルとして登場していることから、6月頃の発売を期待したい。