サムスンは米国時間2月20日、サンフランシスコで開催した「Unpacked」イベントで、新しい折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」を発表した。同端末は、閉じた状態では4.6インチのディスプレイが使用でき、開くとタブレットになって7.3インチのディスプレイが使用できる。4月26日に発売予定で、価格は1980ドル(約22万円)から。カラーは、コスモスブラック、スペースシルバー、マーシャングリーン、アストロブルーの4色。YouTube、Netflix、Facebookなどのアプリが使用できる。
サムスンのモバイルマーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるJustin Denison氏によると、Galaxy Foldは、12GバイトのRAMを備え、端末の両側に1つずつバッテリを装備するという。
合計6基のカメラを装備し、背面の3基と前面の1基に加えて、もう2基備えていると、Denison氏は述べた。4G版と5G版の2つのバージョンが提供される予定だ。
3基の背面カメラは、1200万画素の広角カメラ、1200万画素の望遠カメラ、1600万画素の超広角カメラで構成されている。内側の2基のカメラは、1000万画素の広角カメラと800万画素のRGB深度カメラだ。前面にも1000万画素の自撮り用カメラがある。
Galaxy FoldはmicroSDスロットを搭載していない。12Gバイトのメモリ、512Gバイトのストレージ、側面に指紋スキャナを備える。
まず米国で大手通信事業者のAT&TとT-Mobileから提供されるという。他の市場については不明だ。
「Infinity Flex Display」という新たなディスプレイ技術を採用しており、画面を損なうことなく繰り返し開閉できるという。
閉じた状態ではコンパクトなスマートフォンになり、完全に開くとより画面の広いタブレットになる。アプリは画面サイズに応じてシームレスに変化し、スマートフォン状態でしていた作業をタブレットの状態で続けることができる。開いている時には「Multi-Active Window」によって3つのアプリを使うことができるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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