キングジムは2月18日、家電のリモコンの操作信号を学習し、スマートフォンを通じてまとめて操作できるスマートリモコン「エッグ」の市場導入にあたり、マクアケが運営するクラウドファンディングサービス「Makuake」でプロジェクト(もうリモコンを探さない!スマホで簡単、プチ先進生活。タマゴ型リモコン「エッグ」)を開始した。すでに目標金額は達成している。
スマートリモコン「エッグ」は、TVやエアコン、照明など赤外線リモコンを使用する家電を、スマートフォンを通じてまとめて操作できる学習リモコン。さまざまな家電の操作をスマートフォンひとつに集約できるため、リモコンを使い分けるわずらわしさが解消できるという。
専用アプリには、2万9000種類以上のモコン情報があらかじめ登録されており、操作したい家電の品番を検索するだけで設定が完了する。また、事前登録されていない家電でも、専用アプリに表示される手順に沿ってリモコン情報を登録することが可能。「エッグ」とスマートフォンの接続にはBluetoothを利用しており、Wi-Fi接続などの設定は必要ない。また、乾電池駆動なので、ケーブルや電源の位置を気にせず、どこでも自由に設置できる。
なお、「エッグ」は、AICO Technologiesが開発した製品。日本国内では、同社を通じての販売(5月下旬頃、税別9800円)を予定している。今回のクラウドファンディングは、市場導入に先立ち、製品の受容性確認や日本国内におけるリモコン情報の収集および、ユーザーに対するコミュニケーション手段のひとつとして実施する。
外形寸法は直径約55mm×高さ76mm。重量は約38g(電池含まず)。
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