AIタブレット教材「Qubena(キュビナ)」を提供するCOMPASSは2月18日、英語の4技能を統合的に習得することを目的とした「英語4技能AI教材」を河合塾と共同開発したことを発表した。4月より学校や塾に一部機能の提供を開始するという。
共同開発した教材は、搭載されたAIが生徒一人ひとりの解答や学習データを分析して、つまずく原因となっているポイントを見つけ出し、その生徒が解くべき問題へと自動的に誘導することが特徴。また、「読む」に加えて「聞く」「書く」「話す」の4つのサイクルを通して統合的に英語を学習できるとしている。中学1年生から高校3年生の学習範囲で4技能を効率的に学習でき、英語未習者でもCEFR B1レベルの英語の素地を形成できるという。
さらに、手書き入力や各種資格・検定試験(CBT)に導入されているタイプ入力・音声入力など、各技能の学習において最適な解答方式と、文章形式のライティング・スピーキング問題にも対応した独自の解答評価システムを搭載。生徒の技能習得レベルを適切に評価するという。
両社では、もっとも基礎的な中学生分野の単語・文法の学習機能を4月に先行リリースし、すべての学習機能を2020年4月にリリースする予定。なお、両社はこれまでも、高校数学IA・IIBの人工知能型タブレット教材「Qubena高校版」を共同開発し、2018年5月にリリースしていた。
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