スマートフォンは、プロセッサとカメラさえアップグレードされれば十分だ。ほとんどの人は処理速度と、カメラ性能と、バッテリー持続時間しか気にしない。新iPhone SEのバッテリー持続時間がこれまで通り優れていると仮定して、他に望むのはアップグレードしたAシリーズのプロセッサとより良いカメラだけだ。SEは基本的には「iPhone 6S」と同じだった。今であれば、SE 2は「iPhone 8」と同程度の性能でいい(iPhone 7でもいい)。
他のiPhoneにはある防水機能は欲しい。現行のiPhoneは皆、プールに落としても大丈夫なのはありがたい。素敵なおまけとして、SE 2にも防水機能が追加されるといい。
あと少しだけサイズが大きくなるといい。SEはポケットにすっぽり入る。少し小さすぎるかもしれない。現行SEの4インチから4.5インチくらいに大きくすれば、バッテリーを大きくでき、コンパクトな印象は保てる。(Face IDを追加し、本体サイズを変えずにフレームを狭くすることでディスプレイを広くすることもできるだろう。だが、それで価格が上がるよりは、私は安価なSEが欲しい。)
ワイヤレス充電。SE 2にワイヤレス充電規格「Qi」サポート機能を追加すれば、便利になるだけではなく、ユーザーをLightningケーブルから開放することにもなる。Qi対応充電器はどこででも、非常に安く販売されている。5ドル以下のものもある。
価格は安いままで。iPhone SEの価格は、2016年春に登場した際、399ドル(5万2800円)からだった。だが、ストレージはたったの16GBだった。新SEはもっと安く(350ドル?)あるべきで、少なくともストレージは64GBは欲しい。さて、もし私の希望リスト(防水、カメラ性能の向上、ワイヤレス充電)がこの価格では無理なのであれば、1つか2つ機能をけずってもらってもいい。
以上だ。
iPhone SE2を実現する魔法などない。Appleが、安価ながら十分価値のあるiPhoneを打ち出せるかどうかにかかっている。向こう1、2カ月は何が起こるか見ていよう。Appleは通常、3月に春のイベントを開催する。低価格のiPhoneを探している人は、少なくともそれまでは待った方がよさそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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