General Motors(GM)が、新たなeバイク(電動アシスト自転車)2種を「ARIV」というブランド名で発売する。同社は米国時間2月14日、欧州で2019年第2四半期にARIVの出荷を開始すると発表した。2018年11月には、このeバイクのブランド名を公募していた。
ARIVはリチウムイオン電池を搭載し、4段階のペダルアシスト機能を利用できる。GMによると、ARIVは3時間半でフル充電でき、1回の充電で最大64km走行可能だという。
他にも複数の企業が電動自転車を提供しているが、ARIVはGMが社内で設計開発した部品を採用している。モーターはGM独自の設計で、同社によるとARIV向けに「ゼロから」開発したという。
ARIVはコンパクトな「Meld」と折り畳み式の「Merge」という2つのモデルで提供される。いずれも電動モーターを利用した「Walk」(歩行)モードを備えており、乗り手が必要に応じて自転車を手で押して歩くのに役立つ。「Quad Lock」のスマートフォンホルダーが取り付けられているほか、USBポートも付いているため、走行中にスマートフォンを充電できる。また、車体の前部と後部にライトを搭載し、ディスクブレーキを採用している。連携するスマートフォンアプリとBluetoothでペアリングすると、走行中の情報を確認できる。
ARIVのMergeとMeldはまずドイツ、ベルギー、オランダで発売される。すでにeバイクの人気が高いためだという。米国での発売について米CNETが確認しようとしたところ、担当者は、「今後提供する地域について、現時点で詳細は明らかにできない」と述べた。ドイツではMeldが2750ユーロ(約34万円)から、Mergeが3350ユーロ(約42万円)からとなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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