PinTがYperと業務提携--再配達減らす「OKIPPA」を新規契約者向けに提供

 小売電気、ガス事業などを手がけるPinTは2月7日、物流系ITベンチャーのYper(イーパー)と業務提携し、新規契約者向けに、宅配便の再配達を減らす置き配バッグサービス「OKIPPA(オキッパ)」を「PinT with OKIPPA」として無償で提供開始すると発表した。

「PinT with OKIPPA」を提供開始
「PinT with OKIPPA」を提供開始

 OKIPPAは、置き配バッグとアプリで再配達ストレスをゼロにするサービス。通常の置き配(宅配物を玄関前にダンボールのまま置く方法)と堅牢な宅配ボックスの中間に位置し、スペースのない場所にも手軽に宅配ボックス環境を提供できることが特徴だ。2018年9月にサービスを開始し、現在全国5000世帯で導入が進んでいる。

 玄関口に固定する専用ロックと内鍵(ダイヤル式南京錠)が付属しており、通常の置き配と比較し、盗難や個人情報漏洩のリスクを大幅に低減できることがメリット。収納時は手のひらサイズまで折りたたみでき、設置工事は不要だ。専用のOKIPPAアプリと併用することで、OKIPPAバッグに荷物が預入されるとアプリに通知が入る。

 PinTでは、2月7日以降にYperを介して申し込みした「PinTでんき」の新規契約者を対象に、スマートフォン連動型の置き配バッグOKIPPAを提供。PinTでんき契約期間中はバッグ本体だけでなく、通常は年間税別980円かかる盗難保険を含んだ「OKIPPAプレミアムプラン」が無料で利用できる。

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