Mozillaは、米国時間3月19日リリース予定の「Firefox 66」のデスクトップ版と「Android」版で、音声の自動再生をデフォルトで無効にする計画だ。
この新しいルールは、ボタンのクリックなどユーザーの事前操作なしに音声を再生するすべてのウェブサイトに適用される。
Mozillaより約1年前早く、Googleは「Chrome」で同様の決断を下し、2018年4月にリリースした「Chrome 66」からすべての音声自動再生をデフォルトで無効にした。その後、ウェブゲームの音声も遮断してしまうなどの問題はあったが、音声遮断の方法に修正を加えて、同年秋から音声自動再生を無効にするポリシーを再び適用している。
Firefoxのエンジニアチームは2月4日付けのブログ投稿で、ウェブサイトやアプリを新しい音声遮断措置に対応させるよう、ウェブ開発者に正式に注意喚起している。
またユーザーインターフェースの面では、それが音声メディアか動画メディアかにかかわらず、自動で音声を再生するウェブページにFirefox 66でアクセスすると、そのページの音声がブロックされていることを示す新しいアイコンがURLバーに表示される。
このアイコンをクリックして、プルダウンメニューでページの音声再生を許可することも可能だ。
Firefoxの「about:preferences#privacy」ページにアクセスして、例外リストを編集することもできる。自動再生の広告や動画が気にならない人は、同じ方法で今回の音声自動再生に関するポリシーそのものを無効にできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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