安価な3Dプリンターが普及し、DIYの幅が広がった。DIYついでに、熱溶解積層法(FDMもしくはFFF)タイプの3Dプリンターに必要なフィラメントも自作してはどうだろう。クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中の「FlaX」を使えば、自分好みのフィラメントが好きなだけ作れる。
FlaXは、ペレットや廃樹脂から3Dプリンター用フィラメントを自作できる機械。上部からペレットを投入すると、内部で加熱されて溶かされ、側面のノズルからフィラメントとして出てくる。ペレットを変えることで、好きな色や材質のフィラメントを自分で作れる。
フィラメントのサイズは0.03mmの精度で制御され、多種多様な3Dプリンターでそのまま利用できる。処理可能なペレットの材質は、ABSやPLA、ナイロンなど。
出力されたフィラメントは、オプションの「FlaX WraPPer」でプーリーに巻き取ると作業しやすい。また、ペットボトルなどの廃樹脂を利用するには、「FlaX ShreDDer」でペレットに加工する。
1時間で1kgのフィラメントを生成できる。また、72時間の連続運転が可能という。
Indiegogoでの目標金額は3万ドル(約326万円)。記事執筆時点(日本時間1月31日15時30分)で集めた資金はまだ2ドル(約217円)。キャンペーン期間はあと38日ある。
FlaXの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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