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電子ペーパーでバッテリ駆動180日のスマートウォッチ--アナログ時刻表示は2年間

 スマートウォッチはバッテリ駆動時間の短さが問題視されるため、さまざまな方法で充電頻度を下げる、もしくは充電を不要にする方法が考えられてきた。たとえば、機能を限定した「Stark」、腕の動きで発電する「SEQUENT」、体温で発電する「MATRIX PowerWatch」などがある。

 今回は、表示デバイスに電子ペーパーを採用することでバッテリ駆動時間を延ばしたスマートウォッチ「GLIGO 2S」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。

電子ペーパー画面のアナログ式スマートウォッチ(出典:Indiegogo)
電子ペーパー画面のアナログ式スマートウォッチ(出典:Indiegogo)

 GLIGO 2Sは、長針および短針で時刻を示すクオーツ式ムーブメントのアナログ時計と、電子ペーパー画面を組み合わせたスマートウォッチ。アナログ時計の電源はボタン電池で、2年間動くという。スマートウォッチ部の電源は内蔵バッテリで、180日間の駆動が可能としている。

画面の色は切り替え可能(出典:Indiegogo)
画面の色は切り替え可能(出典:Indiegogo)

 画面に表示書き換え時だけ電力を消費する電子ペーパーを採用することで、長いバッテリ駆動時間を実現させる。直射日光があたるような明るい環境で見やすいことも、電子ペーパーのメリットだ。

スマートフォンの各種通知を表示(出典:Indiegogo)
スマートフォンの各種通知を表示(出典:Indiegogo)

 スマートフォンとBluetoothで連携し、メール受信、電話着信、アラームなどを画面表示とバイブレーションで通知してくれる。ある時間帯に予定を入れている場合は、文字盤の外周部に線を表示し、予定の存在が示される。文字盤には、ほかの時間帯の日付と時刻を表示させておける。

外周の線で予定の有無を示す(出典:Indiegogo)
外周の線で予定の有無を示す(出典:Indiegogo)

 加速度センサなども内蔵しており、歩数や心拍数の計測も可能。外周部に表示する線の長さで運動時間を管理するタイマー機能も備えている。

スポーツなどの目標時間を管理(出典:Indiegogo)
スポーツなどの目標時間を管理(出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は500ドル(約5万6000円)。記事執筆時点(日本時間12月20日15時)でキャンペーン期間は5日残っているが、すでに目標を大幅に上回る約5000ドル(約56万円)の資金を集めている。

GLIGO 2Sの紹介ビデオ(出典:YouTube)


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