YUMMY SAKEによれば、60%以上の人は価格やスペックなどの情報によって味の評価を変えてしまうという。ブラインドテイスティングによるカテゴリ分けをベースに、知識と国境の壁を越え、美味しい酒が美味しいと感じる人に届く「味覚の共通言語化」を実現したい考えだ。
藤井酒造の藤井義大氏も「紹介しても口にしてもらえないこともある。先入観なしに見てもらえる機会がないかと思っていた」と期待を寄せる。
味覚判定した人だけ招待する日本酒コミュニティも予定している。このサービスを通じて、味覚という個性の定義を可視化することにより、飲み手、飲食店、蔵元をつなぎ、次世代日本酒ムーブメントのコアコミュニティを作りたい考えだ。
なお、YUMMY SAKE COLLECTIVE DAIKANYAMAには、フロア内に設置された冷蔵ショーケース内に、約90種類の日本酒をセレクトしている。商品は味覚のタイプによって分類。自分の味覚に合うタイプのお酒を簡単に選ぶことができ、700円均一で注文ができる。気に入ったお酒はボトルで購入したりボトルキープしたりできる。
このほか、日本酒ビギナーでも飲みやすい日本酒カクテル「柚子胡椒ハイ」700円(税別)やペアリングおつまみ(500円)なども用意する。
また、1月25日~2月3日の10日間限定で、自分の味覚に合った日本酒が楽しめる「YUMMY SAKE WEEK」を渋谷で開催する。
まずは特設テイスティング会場BAR YUMMY SAKEでテイスティングし、判定したあとにパートナー店舗で日本酒を楽しむしくみ。料金は4000円(税込)で、テイスティング、提携店舗フリーパス、オリジナルグッズ(おちょこ、トートバッグ)がセットになっている。完全予約制で、チケットはウェブサイトから購入できる。
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