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YUMMY SAKE、代官山にAI酒屋バー--AIを使った日本酒の味覚判定サービスを軸に

坂本純子 (編集部)2019年01月24日 19時57分
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 YUMMY SAKEは1月24日、AIを用いた日本酒に関する味覚判定サービス「YUMMY SAKE」を軸としたAI酒屋バー「YUMMY SAKE COLLECTIVE DAIKANYAMA(ヤミー サケ コレクティブ 代官山)」を1月25日オープンすると発表した。

 ターゲットは、日本酒のビギナーや外国人。「日本酒を選ぶのが難しい」「本当に自分に合うお酒が分からない」「いつも安心できる同じ銘柄ばかり選んでしまう」といった課題を解決し、日本酒に詳しくない人も簡単に自分の味覚に合う日本酒を選べるという試みだ。

12種からその人に合ったタイプを判定
12種からその人に合ったタイプを判定

AIは「ルールベース」、今後は「Tensorflow」も検討

 YUMMY SAKEは予備知識や視覚情報に頼らないブラインドテイスティングで、気に入った度合いをスマートフォンから5段階で評価する。加えて、好きな卵焼きやチョコ、梅干しのタイプといった味覚の質問に答えると、「アワアワ」「スルスル」「トロトロ」など12種からその人に合ったタイプが判定されるしくみだ。ブラインドテイスティング料金は、2000円(税別)。

スマートフォンから好みの度合いを5段階で入力
スマートフォンから好みの度合いを5段階で入力

 YUMMY SAKE 代表取締役の山本祐也氏は、カテゴリ分けについて「音楽には、ジャズ、演歌、クラシックなどの分類がある。それに近い形で、その人にあった味覚の集団を表現した」と説明した。

 テイスティング時間は15~20分程度。味覚の判定にはAI(人工知能)を用いており、実装しているAIは「ルールベース」と呼ばれるもの。人間がルールや知識を用意しておき、データに基いてAIが選ぶシステムだ。データは、日本酒の利き酒師が数十個の項目で評価し、ユーザーの味覚データと合わせて解析するという。

味覚の判定にはAIを活用
味覚の判定にはAIを活用

 博報堂アイ・スタジオ YUMMY SAKE推進室 室長の中島琢郎氏はAIについて、「ディープラーニングなど比較検証したが、この方法が一番精度が高い味覚判定ができている。まだ実装はしていないが、Googleが開発した深層学習のライブラリTensorflow(テンサーフロー)も検討している。12分類以外の分け方や13番目があるのではないか。形になったら実装することを目指す」と説明した。

パラメーターはワインよりも多いという
パラメーターはワインよりも多いという

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