Facebookが、ニュースフィードでオンラインでの請願を投稿、署名できるようにする新しいツールをリリースする。
Facebookは米国時間1月21日より、「Community Actions」を米国ユーザー向けに提供開始するという。TechCrunchが20日に報じた通り、同社はこの機能を一部の市場で数週間にわたってテストしている。
この機能は、コロラド州で石油およびガス掘削の一時停止を求める動きや、フィラデルフィア市の図書館の近辺における歩行者の安全改善の取り組みなどに利用されている。ユーザーは、「サポート」ボタンをクリックしたり、関連する個人的な証言や動画を必要に応じてシェアしたりすることができる。Community Actionsでタグ付けされた政府機関や関係者は通知を受けるほか、返答することもできる。政府機関などがCommunity Actionsを立ち上げることも可能だ。
この動きは、「情報が提供され、市民として関わるコミュニティ」を構築しようとするFacebookの広範な取り組みの一環だと同社の担当者は述べた。
「Community Actionsは、人々がコミュニティで変化を呼びかけ、政府機関などと連携して解決しようとする新たな手段だ」(Facebook)
これまでも、活動家がサードパーティーのChange.orgやCauses.comなどのプラットフォームから、Facebookに請願を投稿することができた。Community Actionsは、そのプロセスを簡潔化するとともに、Facebookが直接管理して、請願をチェックし、コミュニティ規範に違反している場合は取り下げることを可能にする。
Facebookは、意見が対立するような問題に関して、感情を煽るような虚偽のコンテンツを許してきたとして批判を受けてきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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