UPDATE Mastercardは商品の無料トライアルに新たなルールを導入し、有料に移行する前に加盟店がユーザーの承認を得るよう義務付ける。スキンケアやヘルスケアなどの物理的な商品が対象となる。
このルールに基づき、Mastercardは加盟店がカード保有者に対し、請求が発生する前に決済金額、決済日、加盟店名、トライアルをキャンセルする手順を記載したテキストメッセージまたは電子メールを送ることを義務付ける。
Mastercardが定めたこのようなルールに、VisaやAmerican Expressなど他社も続くことになるだろう。最終的に、無料トライアルから自動で有料に切り替わる仕組みは変わっていくだろう。
われわれは誰もが消費者として、無料トライアルを開始し、それほど望んでいなかった商品を継続利用する羽目になった経験がある。
Mastercardは有料サービスに移行した後に加盟店がとるべき手続きについて、次のように概説している。
その後の支払いについては、加盟店は決済ごとにメールまたはテキストメッセージでカード保有者に領収書を送り、消費者が望む場合にはサービスを解約する方法について明確な手順を記載する必要がある。加えて、今後カード保有者の明細に記載するすべての請求内容には、加盟店のウェブサイトのURLまたはカード保有者が商品を購入した店舗の電話番号を含めなければならない。
編集部注(1月18日18時22分):Mastercardの公式発表が更新され、ルール変更の対象が「スキンケアやヘルスケアなどの物理的な商品」である旨が追記されたのにともない、記事を更新しました。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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