楽天は1月8日、連結子会社の楽天銀行および楽天カードが、Waterland Financial Holdings(WFH)と共同で、台湾における銀行業務開始を目的とした合弁会社「樂天國際商業銀行」設立に関する契約を締結したと発表した。資本金は、100億台湾ドル(約360億円)。出資比率は、楽天銀行50%、楽天カード1%、WFH49%。
台湾楽天は、2008年にECサービスを開始。それ以来、クレジットカード、トラベル、フリマアプリ、電子書籍など、さまざまな事業を展開している。現在では、ECとクレジットカードを中心とした楽天エコシステムを形成しており、海外事業においても台湾は重要な位置づけになっているという。
今回、台湾でのエコシステム強化のために、銀行業参入を検討していたWFHとの間でオンライン銀行サービスを提供するための準備を共同で開始することに合意。今後は必要な関係当局からの認可等取得を前提に、楽天銀行、楽天カード、WFHの3社共同で、台湾での銀行サービス開始に向けて各種手続きを進めていくとしている。
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