スナック菓子を積んだロボットの一行が、カリフォルニアの大学で学生に軽食の販売を開始した。
PepsiCoの「Hello Goodness」ブランドの「snackbot」は、車輪付きのクーラーボックスといった外観で、米国時間1月3日にストックトンにあるパシフィック大学で使用が開始された。このロボットは、iOSアプリでの注文に応じて同大学の175エーカー(約71万平方メートル)のキャンパスの50カ所に出向き、学生たちは注文したチップスなどのスナックやアイスティーなどのドリンクをロボットから取り出す。
PepsiCoのイノベーションおよびインサイト担当バイスプレジデントを務めるScott Finlow氏は、ビールなどのアルコール飲料の販売は現在snackbotでは考えておらず、ベイクドポテトチップスなどのスナックや、お茶やStarbucksのコールドブリューコーヒーなどの飲料といったよりヘルシーな商品を取り扱っていると述べている。
このロボットは1回の充電で20マイル(約32km)走行できる。進路を確認するためのカメラとヘッドライトを搭載していて、全輪駆動で急な坂を登ることもできる。学生は、Apple Payもしくはスマートフォンのアプリを通じてクレジットカードで商品の支払いを行うことができる。おおよそのサイズは、縦21.5インチ(約54.6cm)×横28.57インチ(約72.6cm)×高さ30.59インチ(約77.7cm)。
Snackbotの稼働時間は平日の午前9時から午後5時までで、夜は稼働していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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