メドピアの連結子会社であるMediplatは12月25日、医師によるオンライン医療相談「first call」の法人向けサービスとして、2019年1月より「ストレスチェック」サービスの提供を開始すると発表した。
同サービスは、「オンライン医療相談」の無料オプションとして提供(集団分析結果のレポート作成は追加料金)され、「オンライン産業医」サービスと合わせて導入することで、ストレスチェック後に希望を申し出た従業員に対する医師による面接指導も日程調整から面談実施までをオンライン上でワンストップで完結できるようになる。
また、オンライン医療相談とセットで提供するため、高ストレスであるにも関わらず医師との面接指導の申し出がしにくい従業員も、匿名のチャット相談を通じて気軽に医師相談可能という特徴がある。
2015年12月に施行された改正労働安全衛生法に基づき、労働者のメンタルヘルス不調を未然に防ぐ目的で「ストレスチェック制度」が開始。従業員が50人以上の事業所においては、ストレスチェックを従業員に対して実施することが義務付けられた。また、ストレスチェックの結果、従業員から申し出があった場合には医師(産業医推奨)による面接指導も行われる。
同社が提供するfirst callでは、企業や健康保険組合等の法人向けサービスとして、従業員の健康上の悩みに医師が実名で回答する「オンライン医療相談」サービスのほか、6月より産業医の定期訪問からオンラインでの面談まで、産業医業務を受託する「オンライン産業医」サービスを提供。同社によると、現在120社以上の企業が導入しているという。
今回新たに、ストレスチェックサービスを提供することで、メンタルヘルス対策を中心とした企業の人事業務を、医師等専門家のネットワークとITを活用して一気通貫でサポートする。
なお、ストレスチェックはWEB版からスタートし、2019年2月からはアプリ版で提供を開始予定。
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