メドピアは11月14日、薬局および、薬剤師を支援する新たなプラットフォームを開発し、事業展開すると発表した。2019年春からの展開を目指す。
また、従来より展開している「MedPeer」による医師の集合知プラットフォームを薬剤師向けにも横展開し、ドクタープラットフォーム事業を拡大展開するという。
具体的には、薬剤師の業務における課題や悩みを集合知の力で解決する「薬剤師集合知プラットフォーム」と、薬局と患者をつなぐアプリで薬局のかかりつけ化を支援する「かかりつけ薬局化支援プラットフォーム」の2つのサービスを提供する。
薬剤師集合知プラットフォームは、MedPeerの医師集合知プラットフォームで構築した医薬品の口コミ共有サービス「薬剤評価掲示板」を横展開した薬剤師版「薬剤評価掲示板」や、薬剤師同士のディスカッション「Forum(フォーラム)」などの展開を予定している。
かかりつけ薬局化支援プラットフォームは、かかりつけ薬局と患者がアプリを通して直接やり取りができる患者CRM機能や、患者の服薬支援機能など、薬局のかかりつけ化を促進するサービスを提供する予定。
今後は、これまで構築してきた医師集合知プラットフォームのナレッジ活用や連携を通じ、薬局・薬剤師向けの集合知プラットフォームを新たに展開・普及させることで、集合知とITの力で薬局・薬剤師の機能・価値転換をサポートし、適切な医薬分業による理想の医療の実現を推進するとしている。
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