スマートフォンメーカーや通信事業者は一様に、5Gモバイルデータ通信を2019年に可能にすると明言しているが、実際に5G対応スマートフォンを目にするのはいつになるだろうか。早ければ2019年2月かもしれない。
サムスンとLGが、Mobile World Congress(MWC)でそれぞれ5G対応スマートフォンを発表すると、The Korea Heraldが報じた。業界最大の年次見本市であるMWCは、バルセロナで現地時間2月25日~28日に開催が予定されている。
サムスンは、MWCで「Galaxy S10」3モデルと、それとは別に5G対応スマートフォンを発表するとThe Korean Heraldは報じているが、業界の情報筋の話を基にしており、サムスンはこの情報を正式に認めていないという。
明らかになっているのは、サムスンがSprint、Verizon、AT&Tといった複数の通信事業者と連携して、5G対応スマートフォンを開発しているということだ。
「LGは5月頃に韓国と米国で5G対応スマートフォンを発表するつもりだったが、新たに着任した同社のモバイルビジネスのリーダーが、5G市場で後れを取らないようにと、最近になって計画を早めた」と、The Korean Heraldは業界の情報筋の話として報じた。
LGが発表するのは、Qualcommの5G対応スマートフォン用チップを搭載した「LG G7 ThinQ」の改良型だという。「LG G8 ThinQ」という名称になるかは不明とされている。
この記事によると、LGとサムスンの両社は、5G対応スマートフォンを3月に発売することを目指しているという。
両社はコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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