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クアルコム、5Gスマホの主要な問題を解決する新チップを発表

Shara Tibken (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年07月24日 08時49分
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 Qualcommは、携帯端末に搭載できるようにチップを小型化するという、5Gの一部の分野における大きな問題を解決した。

 Qualcommは米国時間7月23日、新しいアンテナモジュールファミリとしてミリ波対応の「QTM052」と6GHz未満の無線周波数に対応する「QPM56xx」を発表した。同社の「Snapdragon X50 5G」に対応し、スマートフォンに超高速のネットワーク速度をもたらすという。これらのモジュールにより、端末メーカーは、短距離だが高速なミリ波帯や、より信頼性が高いが低速な6GHz未満の帯域など、5G帯の全範囲をカバーすることができる。

QTM052
QTM052

 これらのモジュールは、2018年のうちにモバイルホットスポットに搭載され、2019年上半期にスマートフォンに搭載される見込み。ピーク下り速度は、理論的にはミリ波版で最大5Gbpsにものぼるが、スマートフォンで1.4Gbps近くというのが、より現実的な速度になるだろうとQualcommは述べた。その速度は、今日の4Gの約70Mbpsよりもはるかに高速で、6GHz未満で見込まれる400Mbps〜500Mbpsと比べるとさらに高速だとしている。

 「正真正銘の飛躍的進歩だ」と、Qualcommの製品マーケティング担当ディレクターを務めるSherif Hanna氏は、発表に先立って行われたインタビューで述べた。「ミリ波を利用することのメリットは、特に人口密度の高い地域で高い」(Hanna氏)

 次世代のセルラー技術である5Gは、無線ネットワークの速度、通信距離、応答性を大幅に向上させると期待されている。今日の標準的なセルラー接続の10〜100倍の速度が達成可能で、家庭に敷設された物理的な光ファイバケーブルを使用するどのような手段と比べても、それ以上の速度向上が期待できる。テレビ番組の1シーズン全体が数秒でダウンロード可能で、医師によるリアルタイムの遠隔手術も可能になる見込みだ。

 すべてのセルラーネットワークにおいてデータは無線で送信され、標準的なネットワークは700MHzなどの低い周波数帯を利用する。一般的に、帯域、つまり周波数が高いほど、達成できる速度は高くなる。5Gは、ミリ波帯と呼ばれる高い周波数帯が利用可能で、これまでよりも高速にデータが送信できるようになることが確実視されている。

 Qualcommは、7月に入って顧客に対するモジュールのサンプル出荷を開始している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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