ブラジル国立博物館の展示物には、数百万年前の工芸品も含まれていたが、9月に起きた火災で焼失してしまった。
しかしGoogleのおかげで、その一部を今度は永久に楽しむことができるようになった。同社は米国時間12月13日、「ストリートビュー」を使って同博物館の展示物を閲覧できるバーチャルツアーを公開したと発表した。
世界中の美術館の作品を鑑賞できるサービス「Google Arts & Culture」の一環として、Googleは2016年から同博物館と連携し、収蔵品をデジタル化する作業を進めていた。
ブラジル国立博物館には、南米の先住民の工芸品や恐竜の化石、アメリカ大陸で発見された最古の人骨などが所蔵されていた。推定2000万点もの展示物が火災で焼失してしまったが、幸いGoogleが収蔵品の一部をオンライン上で永遠によみがえらせることに成功した。
また、Wikipediaも、Wikimedia Commonsに同博物館の写真をアップロードするよう人々に呼びかけ、収蔵品をデジタルで復活させようと努めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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