2019年こそものにしたい「新たな習慣」--“やる気”にさせてくれる本5選

 年が明けると、昨日の自分とは違う新しい自分が、新たな目標に向かってがんばっていけるような気がする。だが、実際には、昨日の自分とそれほど変わっていない自分がいて、良い習慣を身に着けようとがんばって始めたことも、三日坊主の名の通り、3日も経てば忘れてしまう。そこで「今年こそは!」と思う人のやる気をちょっとだけ盛り上げて、後押ししてくれそうな本を5冊紹介したい。

「こころが片づく「書く」習慣」

「こころが片づく『書く』習慣」
「こころが片づく『書く』習慣」

 新しい目標に向かって何かを始める前に、まずは「頭の中が心配ごとや、やらなければいけないことでいっぱいだし、毎日いらいらしてよく眠れない」という状態から脱することが先決だ。思い当たる節がある人が多いのではないかと思うが、心を整理するために有効なのが「書き出す」ことだ。本書では、そのためのフォーマットを用意し(ダウンロード可能)、書く習慣をつけるためのステップを教えてくれる。

 ToDoを書き出すことにとどまらず、今後の自分の目標や楽しみを実現していくため、自分のやりたいこと、やるべきことに集中できるようになるために効果的な手段が「書く」ことなのだ。書く習慣のない人が、いきなりなんでも書き出せばいいと言われてもとまどってしまうだろうが、本書のようなガイドがあれば、助けになるはずだ。

「シンプルなのに驚くほどうまくいく! バレットジャーナル活用術」

「シンプルなのに驚くほどうまくいく! バレットジャーナル活用術」
「シンプルなのに驚くほどうまくいく! バレットジャーナル活用術」

 新しい年に新しいノートを広げてわくわくしている人には本書をお勧めする。タイトルに「シンプル」とあるが、見た目がシンプルなのは始めだけで、イラストや飾り罫などでかなり凝ったページを作るバレットジャーナルを紹介している。そっけないとも言えるバレットジャーナルの方が続くという人も多いが、InstagramやPinterestで検索すると多く見つかるイラスト満載のかわいいバレットジャーナルにも挑戦してみたいという人にはぴったりだ。

 説明はとても丁寧で、飾り罫や簡単なイラストの描き方も詳しく説明されている上、なぞって練習できるページまで用意されているので、手帳をかわいく飾りたいけれどどこから描けばいいのかわからないという人でも挑戦しやすい。

「ジブン手帳公式ガイドブック2019」

「ジブン手帳公式ガイドブック2019」
「ジブン手帳公式ガイドブック2019」

 何かを始めたら、記録をつけておきたいし、今後の計画も立てたい。そうなると、自分に最適な手帳が必要になる。ジブン手帳には、予定だけではなく、さまざまな要素を書き込めるフォーマットが用意されているので、まさに、自分のための自分だけの手帳を作れるのが魅力だ。本書は「ジブン手帳」という手帳製品の使い方に特化したガイドブックではあるが、ジブン手帳を使っている人にも使っていない人にも役立つ、手帳の使い方の事例が豊富だ。

 手帳は、新たな目標に向かってがんばる自分を支えてくれる存在でもある。ジブンのやり方が確立している人なら不要だが、毎年、今年はどの手帳を使おうか迷ってしまうという人なら、「こういう書き方があったのか」と参考になるだろう。

「やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術」

「やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術」
「やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術」

 現在やっていることだけでも時間が足りないのに、さらに別の新しい習慣も取り入れたいとなると、どうしたって時間が24時間では足りなくなる。仕事だけでなく、自分の時間をもっと持ちたいと思うのならなおさらだ。そんな「時間が足りない」状態の解決策は、「やらないことを決めて、やらないようにする」ことしかない。だいたい、時間が足りないときは、気力や体力も弱る上に、考える力や判断力も鈍くなってしまう。結局、やりたいことすべてはできないのだ。

 しかしながら、どのような基準で「やらないこと」を決めればいいのか。そこで本書が役に立つ。やること、やらないことを決める際の「自分に対する質問」など、実際に手を動かして取り組める「お題」が用意されているので、ワークショップに参加した気分で、じっくり時間を取って取り組むのがいいだろう。

「月イチ10分『できたこと』を振り返りなさい」

「月イチ10分『できたこと』を振り返りなさい」
「月イチ10分『できたこと』を振り返りなさい」

 「やりたい」と始めたことが続くようになるためには、ときには立ち止まって「やったこと」を振り返り、自分が今どのあたりにいるのかを確認する必要がある。決して大げさな「反省会」をやることではなく、また、できなかったことを嘆くことでもない。ほんのちょっと、自分を褒めることだ。つまり「できたこと」を振り返るのだ。

 本書には「できなかったことや失敗は完全無視でかまわない」と書かれている。反省や公開は、言われなくてもやってしまうだろうから、あえて「できたこと」にフォーカスするのだ。これは想像以上に、ともすれば落ち込んで負けてしまう自分を助けてくれる手法だ。どんな小さなことでも「できたこと」を積み重ねていくことで、自信を持てるようになり、つまづいても前に進んでいける。

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