眼鏡やコンタクトレンズのおかげで、近視や遠視でも日常生活で困ることは少ない。ただし、目の状態に合った矯正をしていないと、疲れやすかったり見えにくかったりする。そこで、きちんと検眼して調整した眼鏡を作るべきだが、時間がかかるなど面倒だ。
そこで、スマートフォンを使って検眼から眼鏡のオンライン注文までできてしまう「EyeQue VisionCheck」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
VisionCheckは、スマートフォンと組み合わせて使う屈折計、検眼用のアプリ、瞳孔間距離(PD)を測るための専用フレームなどで構成されたシステム。スマートフォンに屈折計を取り付けてのぞき、指示どおり操作すると、近視や遠視、乱視の矯正に必要なデータが得られる。このデータにもとづいて眼鏡が作れるので、自宅にいながら検眼から注文まで済ませられる。
眼鏡を作るには、人によって異なるPDも正確に測らなければならない。VisionCheckは、測定用フレームをかけて自撮りした画像を調整する方法でPDを測る。
遠近両用に対応する老眼鏡のような、多重焦点タイプの眼鏡にも対応している。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル(約284万円)。記事執筆時点(日本時間12月3日16時)でキャンペーン期間は2カ月残っているが、すでに目標を上回る約4万1000ドル(約465万円)の資金を集めている。
VisionCheckの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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