子どもだけでなく、大人も楽しめそうな科学・技術・工学・数学(STEM)教育用の教材として使えるDIYロボットを見つけたので紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中のネコ型ロボット「Nybble」だ。
Nybbleは、大きさ250×140×107mm、重さ350gの組み立て式ロボット。組み立てといっても面倒な作業は不要で、パズルのように組み合わせていけば完成する。「Arduino」と互換性のあるコントローラ「NyBoard V0」の制御により、猫のように歩かせたりできる。
コントローラには、「Arduino Uno」同等品の「ATmega328P」、プログラム保存用のROMなどが実装されている。さらに、超小型ワンボードコンピュータ「Raspberry Pi」を搭載すると、距離センサやLEDなどを使ったより高度な動きのプログラミングも可能だ。
オープンソースであるため、カスタマイズもしやすい。オープンソースプロジェクト「OpenCat」のコミュニティで、ほかのNybbleユーザーとプログラムやオプションパーツなどに関する情報交換も楽しめる。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル(約567万円)。記事執筆時点(日本時間11月8日11時)でキャンペーン期間は14日残っているが、すでに目標を上回る約9万4400ドル(約1070万円)の資金を集めている。
Nybbleの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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