仮想現実(VR)ゲームをプレイすると没入感が高まり、ゲームの世界に入り込める。「Oculus Rift」「PlayStation VR」といった本格的なVRゴーグルだけでなく、スマートフォンを流用する「Google Cardboard」などシンプルなものでも十分楽しい。
そこで今回は、任天堂の「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)をセットして使うVRゴーグル「NS Glasses」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
NS GlassesはNintendo Switch本体を取り付けられるようになっており、Google CardboardのNintendo Switch版といった位置付けの簡易型VRゴーグル。20m先に600インチの画面があるように見えて、さまざまなNintendo Switch用ゲームが大画面でプレイできる。
さらに、特殊なレンズを使っていて、Nintendo Switch用ゲームを擬似的に3D化できるそうだ。開発チームは、「Nintendo SwitchはVR非対応だが、NS GlassesでSwitchを3Dにスイッチする」としている。
Nintendo Switch本体のボタン、コネクタ、冷却用およびスピーカ用の開口部などをふさがないデザインなので、各種操作に支障がない。コントローラ「Joy-Con」も通常通り左右のレールに装着可能。
Indiegogoでの目標金額は1万ドル(約113万円)。記事執筆時点(日本時間10月23日10時30分)でキャンペーン期間は13日残っているが、すでに目標を上回る約1万6000ドル(約180万円)の資金を集めている。
NS Glassesの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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