サムスンはこれまでも、ノッチを好まないメーカーだった。ノッチの代わりに「Infinity Display」を開発し、「Galaxy S8」から採用を始めている。Infinity Displayは、左右のベゼルをなくし、上下の細いベゼルのみとすることで、スマートフォンの画面をさらに広げた曲面ディスプレイだ。しかしサムスンは、ベゼルを完全になくした「Infinity-O」という新しいデザインを実用化すべく、準備を進めているようだ。
Infinity-Oは、フロントカメラ用の小さな丸い穴が上部にあることを除けば、完全な全画面ディスプレイだ。サムスンはこのデザインをプレゼンテーションで披露しており、次期「Galaxy」スマートフォンへの搭載がうわさされていた。そして最近、このディスプレイの姿をよりリアルに想像できる写真が流出した。
It may be the world's first hole in the screen smartphone: Galaxy A8s pic.twitter.com/dBQfgUXed2
— Ice universe (@UniverseIce) 2018年11月24日
この写真を公開したのは、サムスン関連のリーク情報で知られるIce universeだ。この投稿によれば、このディスプレイは今後発売が予想される「Galaxy A8s」向けだという。
Galaxy A8sは、サムスンのミッドレンジモデル「Galaxy A8」のアップデート版とされる端末だ。Ice universeによれば、12月にも発売される可能性があるという。
ただし、このようなディスプレイを開発しているのはサムスンだけではないようだ。華為(ファーウェイ)も、フロントカメラ用の穴が空いた、スマートフォン向け全画面ディスプレイのティザー画像を公開している。ファーウェイもサムスンと同じく、このディスプレイを搭載したスマートフォンを12月に発売する予定だとIce universeは伝えている。
Huawei will release the world's first hole-screen mobile phone before the Samsung Galaxy A8s, which will be released in December, but the A8s may also be released in December, so who will start, it will wait and see.
— Ice universe (@UniverseIce) 2018年11月26日
Huawei’s offensive against Samsung has never weakened. pic.twitter.com/MqefEgK7j0
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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