Netflixは11月27日、動画配信サービス「Netflix」におけるアニメ作品のラインアップ発表会を東京都内で開催。「新世紀エヴァンゲリオン」を、SVOD(月額制の定額オンラインストリーミングサービス)としては初めて全世界独占配信を行うほか、田村由美原作のコミック「7SEEDS」のアニメ化を発表。このほか「リラックマとカオルさん」や「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」、「ULTRAMAN」に関する情報も公開した。
リラックマとカオルさんは、リラックマ初のストップ・モーションアニメシリーズ。これまであまり描かれることがなかったリラックマとカオルさんのやりとりを、監督の小林雅仁氏や脚本の荻上直子氏らが描いている。カオルさんを演じるのは、女優の多部未華子さんと発表。4月19日から配信を開始する。
新世紀エヴァンゲリオンについては、テレビアニメ新世紀エヴァンゲリオン全26話に加え、「EVANGELION: DEATH (TRUE)2」と「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」を配信。SVODでは初であり、2019年春から配信予定。
聖闘士星矢: Knights of the Zodiacは、女神アテナを守るために聖闘士と呼ばれる戦士となって闘う、少年の星矢の成長と冒険を描いた、車田正美原作のコミック聖闘士星矢のリメイクCGアニメーション。2019年夏配信予定。
7SEEDSは、2001年から16年にわたり連載された近未来サバイバルSFコミック。アニメーション制作はGONZO、監督は高橋幸雄氏、シリーズ構成は待田堂子氏、キャラクターデザインを佐藤陽子氏が担当する。キャストは、岩清水ナツ役の東山奈央さんをはじめとする「夏Bチーム」の8人が公開された。2019年4月配信予定。
ULTRAMANは、月刊ヒーローズで連載している同名のコミックを原作とした3DCGアニメ。監督は神山健治氏と荒牧伸志氏、アニメーション制作はProduction I.GとSOLA DIGITAL ARTSが担当。かつてウルトラマンであった早田進の息子「早田進次郎」が、新世代のウルトラマンとなるべく奮闘する新たなる物語が描れる。キャストは早田進次郎役の木村良平さんをはじめとして、4人が公開された。2019年4月1日から配信予定。
発表会で登壇したNetflix コンテンツアクイジション部門ディレクターのジョン・ダーデリアン氏は「2018年は、Netflixのアニメにとって画期的な1年。多岐にわたるジャンルの物語を探求し、多くのワクワクする新作を世界中のアニメファンたちにお届けした。これはまだ始まったばかりで、2019年はアニメの夢をもっと大きくしたい」とコメントした。
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