米国時間11月20日、米国などでFacebookとInstagramの一部のユーザーが数時間にわたってアクセスできなくなるという障害が発生した。Facebookでは12日にもアクセス障害が発生しており、前回は「定期検査」が原因だとしていた。
今回のアクセス障害について、同社は「サーバの設定が原因で、世界中ですべてのアプリに断続的な問題が発生した」と述べた。
「現在は全ユーザーが何も問題なく利用できる状態に戻っている。この件で不便をかけたことをお詫びする」と、同社の広報担当者は20日の午後4時前に声明で述べた。
接続障害などを追跡するウェブサイトDowndetector.comによると、Facebookのユーザーは米国太平洋時間11月20日午前4時41分ごろから障害を報告し始めている。同ウェブサイトによると、アクセス障害は米国東海岸を中心に、南米や欧州、アジアの一部で発生した。この障害により、ブラックフライデー(米国における感謝祭翌日の金曜日)に先だってFacebookやInstagramに広告を打つことができなかったという報告も企業から出ていた。
20日、多くのユーザーがTwitterで「#FacebookDown」(Facebookがダウン)や「#InstagramDown」(Instagramがダウン)といったハッシュタグを付けて、アクセス障害について不満を述べた。Facebookも同社のTwitterのアカウントで、問題の解決に取り組んでいることをユーザーに知らせていた。
We know some people are having trouble accessing the Facebook family of apps. We’re working to resolve the issue as soon as possible.
— Facebook (@facebook) November 20, 2018
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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