Appleの「iPhone」の組み立てを請け負うFoxconnが、2019年に200億元(3265億円)の経費を削減する意向だとBloombergが報じている。
Bloombergは米国時間11月21日、同社の社内メモを引用する形で、iPhone受託生産の最大手メーカーであるFoxconnが、2019年を「非常に困難で競争の激しい年」と予測していると報じた。
内訳としては、iPhone関連業務で60億元が削減されるとBloombergは述べた。また同社は、非技術系従業員の約10%を削減し、年間給与が15万ドルを超える管理者の見直しを図る計画だ。
Bloombergによると、同社の過去1年間の支出は67億ドルだったという。
19日には、Appleが「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の生産注文を縮小したことを受けて、Foxconnは通常ならば従業員に求める残業時間を短縮したと報じられていた。Appleは11月に入り、iPhoneの2018年モデルが9月の発売直後に、アナリストらが予測するほどには売れていないことを示唆していた。
Donald Trump米大統領は2018年夏、エレクトロニクス製造工場をウィスコンシン州に新設するFoxconnの計画を称賛していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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