電話を切った後で、通話中に出てきた記憶すべき住所や電話番号などの重要な情報を忘れてしまった経験はないだろうか。そういうときは、過去にさかのぼって、会話を読み直したいと思うはずだ。Googleはまさにそれを可能にしようとしている。
Googleは10月、新型スマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」とともに、「Call Screen」機能を発表した。電話着信時にCall Screenボタンをタップして、自分の代わりに「Googleアシスタント」に応答してもらうことができる。その後、Googleアシスタントは通話相手の名前と用件を尋ねる。Call Screenは通話内容を文字に起こして表示する機能も備えるため、ユーザーは通話相手がGoogleアシスタントと話している間に通話内容を読むことができる。
現在、通話内容を文字に起こしたデータを自動的に通話記録に保存して、ユーザーがいつでも読めるようにする機能の準備が進められている。Googleはこの機能について、Pixelのフォーラムでユーザーとやり取りする中で明らかにした。まずパブリックベータスター向けにリリースした後、2018年中に全てのPixel 3ユーザーに提供するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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