Waymoは、自動運転車を使った同社初の商用サービスを開始する準備を整えたようだ。同社が1年以上前から、パイロットプログラムとしてこれを運用していたことはよく知られている。
Waymoは、多大な期待を集める商用自動運転車サービスを12月に開始する予定だと、Bloombergが事情をよく知る情報筋らの話として報じている。Waymoの最高経営責任者(CEO)であるJohn Krafcik氏は5月に、このサービスを年内に開始する可能性があると述べていたが、それが実現するとは限らない。
Waymoの商用サービスに関する興味深い情報の1つは、そのサービスがWaymoという名称にはならないことだ。独自の名称が付けられることになるが、Bloombergの情報筋によると、それは極秘情報であり、Waymoがこのサービスについて正式に発表するまでは決して口外されないという。
このサービスが開始されれば、配車サービスとして確固たる地位を築くUberやLyftと直接競合することになると報じられている。Bloombergの情報筋によると、Waymoのパイロットプログラムの車両には必ず搭乗しているとは限らなかったセーフティードライバーが、万が一のために運転席に同乗することになるという。Waymoは商用展開にあたり、パイロットプログラムに使用しているのと同じミニバン「Chrysler Pacifica」を採用すると報じられている。パイロットプログラムの運用は、新機能を試すために継続する予定だ。
Bloombergの記事によると、このサービスは有料になる予定であり、無料で乗車することはできないという。UberやLyftのように専用アプリでユーザーが配車を予約すると、車両がユーザーのところに来て、目的地まで運んでくれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方