iFixitが新しい「iPad Pro」と「Apple Pencil」の分解レポート公開

Lori Grunin  (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 高橋朋子 (ガリレオ)2018年11月13日 13時22分

 Appleの11インチ「iPad Pro」と、その新しい入力デバイスである第2世代の「Apple Pencil」が、ガジェットを分解したレポートを公開しているiFixitのターゲットとなった。iFixitが米国時間11月12日に公開した記事によると、iPad Proの滑らかなボディの下には、タップを検出するセンサアレイや以前より小さいバッテリが搭載されている。また、いつものように多くのパーツが接着剤で取り付けられているほか、マグネットがあちこちに使われている。

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提供:iFixit

 特に興味深いのは、Apple Pencilの分解結果だ。静電容量式タッチアレイが搭載されているようで、これがタップ動作でスリープからの復帰やペアリングができる機能を提供する。また、Apple PencilをiPad Proに磁力で装着して充電するための銅線コイルが搭載されている。

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提供:iFixit

 その他の注目点は次のとおりだ。

  • スピーカは交換が難しい。全部で8つのスピーカ(ウーファ4つとツイータ4つ)がある。複数のマグネットがある。
  • バッテリ容量は29.45Whで、以前の10.5インチ版の30.8Whよりやや小さい。
  • 物理ホームボタンが廃止されたことで、壊れやすい部分が1つ消えたとiFixitは指摘している。
  • モジュール式のUSB-Cポートは交換できる。
  • 液晶ディスプレイとフロントガラスパネルが一体化されているため、筐体を開けるのは簡単になっている。だが、ベゼルが細く、接続ケーブルがまとまっていないことなどから、ディスプレイを取り外すのは容易ではないという。
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提供:iFixit

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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