「ただいま」と音声で指示するだけでエアコンやテレビ、照明がオンになる――そんなスマートホーム化を実現できるデバイスが登場した。Live Smartが6月15日に発表、現在6980円で発売中の「LS mini」だ。
LS miniは、エアコンやテレビ、スマートスピーカなどの機器をWi-Fiや赤外線でつなぎ、スマホのアプリや音声での操作を可能にするスマートリモコンだ。スマートスピーカはAmazonの「Alexa」と「Googleアシスタント」に対応している。
LS miniの特徴は手持ちの家電を「Adaptive Intelligence(適応知能)」搭載家電にできること。利用者の身体特徴や住居、状態に合わせて最適な環境にコントロールできるという。また、複数のリモコン操作をまとめて実行できる機能、スマートスピーカとの連携で音声操作できる機能などを持つ。今回試用の機会を得られたので、その使い勝手をお届けしたい。
LS miniを利用するには、はじめにアカウントを作成する。アプリをインストールしたら、メールアドレスとパスワードを登録する。続いてデバイスのセットアップだ。家庭のWi-Fi(2.4GHz帯)にLS miniを接続したのち、エアコンなどのデバイスを追加する。
デバイスの登録は赤外線リモコン、またはメーカーのプリセットから選んで行う。赤外線リモコンの場合は、本体にくっつけるぐらい近づけないと認識されないので注意が必要だ。
続いて、スマートスピーカを登録した。今回使用したのは、「Amazon Echo Spot」(Alexa)と「ONKYO G3 VC-GX30」(Googleアシスタント)だ。「デバイスの追加」で「スマートスピーカー」を選ぶと設定方法が確認できる。Alexaは、Alxaアプリで「LiveSmart」、および「LiveSmartカスタムスキル」のスキルを有効にする。Googleアシスタントは、通常スマートスピーカを制御する「Google Home」ではなく、「Googleアシスタント」アプリから「リブスマート」をリンクする。それぞれヘルプで詳しい手順を参照してほしい。
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