2017年に発売されたAppleの「iPhone X」には、新たなデザインと操作性が導入された。ホームボタンがなくなり、それに代わるロック解除機能として新たに「Face ID」が搭載された。また、有機ELディスプレイが採用された。そのiPhone Xに搭載されている新しいディスプレイモジュールのコンポーネントに故障可能性があり、ディスプレイがタッチにときどき反応しなくなったり、まったく反応しなくなったりすることが明らかになった。また、タッチしていないのにディスプレイが反応する場合もあるという。Appleは米国時間11月9日、この問題に関してサイトで公開している。
上記のいずれかの症状が生じた場合、正規サービスプロバイダーを探す、Apple Store直営店に予約する、Appleのサポートに問い合わせるといったいずれかの手段で手続きをするようAppleは推奨している。iPhone Xが修理プログラムの条件を満たす場合は、ディスプレイを無償で交換するとAppleは述べている。
またAppleは、2017年6~2018年6月までの間に販売された、一部の13インチ「MacBook Pro」についても、データの消失やドライブの故障を引き起こす可能性のある不具合があるSSDが搭載されている可能性があるとし、修理プログラムを提供している。
ユーザーはコンピュータのシリアル番号をウェブサイトのフォームに入力し、このプログラムの対象かどうかを確認できる。対象となる場合は、修理の手続きをするようAppleは促している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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