ドワンゴは、スマートフォン向けゲームアプリ「テクテクテクテク」を11月29日から配信を開始する。スマートフォンの位置情報や独自のAI技術によるARを活用した“一生歩けるRPG”としている。対応OSはiOSとAndroid。価格は無料でゲーム内課金がある。
本作はスマートフォンの位置情報をもとに、プレーヤー周辺の地図の「街区(がいく)」(※道に囲まれたエリア)を塗っていくゲーム。プロデューサーには中村光一氏、ディレクターにはゲームクリエーターの麻野一哉氏という、「不思議のダンジョン」シリーズなどを生み出したコンビによるタイトルとなっている。
塗られた街区はファンタジー化され、モンスターが出現して戦ったり、宝箱やゴールドなどを手に入れることができるという。塗られた割合は、「字(あざ)」「市区町村」「都道府県」の単位で「ぬりパーセント」として表示。その地域がどれくらいファンタジー化されたかが分かるようになっている。現れたモンスターは、画面上を指でなぞる「スラッシュバトル」で戦うことができ、倒すと経験値やアイテムなどが入手できる。
街区を塗るとキャラクターの「ランク」が上がり、通過したエリアを後から塗ることができる「予約ぬり」など、プレイでできることが増えていく。一定のランクより上のランクを解放するには、47都道府県に散らばった「ランクボス」を順に倒す必要がある。プレーヤーは戦闘でキャラクターを強くし、宝箱などで強力なアイテムを手に入れながら、全国の名所に現れるランクボスを倒すことを目指すという。
アプリにはカメラモードにおいて、ドワンゴ独自のAI技術を使った「デプスAR」を使用。カメラモードで現実の風景と一緒にモンスターを撮影すると、風景をAIが判定し自動合成。風景に溶け込んだ迫力ある写真を撮影でき、その写真はSNSでシェアできる。
配信開始時に、映画「シン・ゴジラ」「ポプテピピック」「エヴァンゲリオン」「小林幸子」「大原優乃」とのコラボレーションを同時に実施。各コラボキャラは巨大なキャラクターとして日本各地に登場。戦闘などでコラボアイテムの入手ができたり、デプスARを使用した迫力ある写真を撮影できるという。
概要の発表にあわせて、11月29日の配信開始時まで、事前登録キャンペーンを開催。応募は公式Twitterのアカウントをフォローするか、公式LINEの友達登録で完了する。また、11月29日18時からは、テクテクテクテクの配信開始をカウントダウンする生放送を実施する。
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