Facebookは米国時間11月6日遅く、「不審な行動」との関与が疑われるとして4日夜に閉鎖した115件のアカウントが、ロシアのInternet Research Agency(IRA)に関連している可能性があると明かした。
Facebookは当初、「外国組織」とのつながりが疑われるためFacebookのアカウント30件とInstagramのアカウント85件をブロックしたとだけ述べていたが、米国中間選挙の投票日の晩に詳しい情報を明かし、また同様の疑いがあるその他のアカウントも削除したと述べた。
「6日の晩、IRAと関連があるとみられるウェブサイトが、自分たちが作成したと主張するInstagramのアカウントのリストを公開した。当社はすでに前日にこれらのアカウントのほとんどを閉鎖したが、残りのアカウントも今は閉鎖されている」と、Facebookのサイバーセキュリティポリシーを統括するNathaniel Gleicher氏が米CNETへの電子メールの声明で述べた。
2017年、Facebookはロシアの組織が2016年の米国大統領選挙に介入した証拠を見つけたと発表した。同社はこれまでに何百ものアカウントを削除しており、その中にはイランの政治宣言と関わりがあるものも含まれていた。同社はその後、「election war room」(選挙対策の作戦室)を設置し、中間選挙の時期が迫る中で偽情報拡散の阻止に奮闘していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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