Microsoftのアプリ「Kaizala」は、同社のインキュベーションプロジェクト「Microsoft Garage」として始まり、当初はインド市場に特化した生産性ツールだった。その後、Microsoftは提供エリアの拡大に着手し、世界各国で「Office 365」の商用プランのユーザーが、追加料金なしで「Kaizala Pro」版アプリを利用できるようにする計画を進めている。
Kaizalaは、「Android」および「iOS」向けのモバイルアプリで、Google PlayやAppleのApp Storeから無料でダウンロードできる。一方、Kaizala ProをOffice 365の商用プラン以外で利用する場合は、1ユーザーあたり1カ月1.50ドルとなる。プロ版は、グループ管理の強化や、高度なレポートおよび分析を含む、無料版にはない多くの機能が加わる(無料版とプロ版の比較は、AvePointによるこちらのブログの説明がよくできている)。
Kaizalaは、Wi-Fiによるモバイルデバイス間の無料メッセージ機能などの点で、Facebookの「WhatsApp」に少し似ている。ユーザー同士で、部署やチームを指定して、グループチャットを作成することも可能だ。ただし、Kaizalaに動画通話機能は含まれない。バックボーンには、同社のクラウド製品「Microsoft Azure」が使われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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