次にシャーベットドリンクの「Slurpee」を買うときは、列に並ばなくても済むかもしれない。
コンビニエンスストア大手の7-Elevenは、買い物客がレジに並ばなくても自分で商品をスキャンして支払いができるスマートフォン用アプリの検証を行っている。この新たな決済機能「Scan & Pay」は、顧客がポイントやクーポンを貯めるロイヤルティプログラム「7Rewards」を利用できる「7‑Eleven」アプリに追加される。
7-Elevenはまずダラスでこの機能を検証し、他の都市でも検証を行う計画だ。買い物客は7-Elevenのアプリをダウンロードし、ロイヤルティプログラムに登録できる。テスト店舗の付近に来ると、「start scanning(スキャン開始)」というポップアップが表示され、店内で好きな商品をスキャンしていくと、アプリで支払いができる。支払後に送信される確認用QRコードを出口のそばにあるコンファメーションステーションでスキャンしてもらい、退店するという流れだ。
米国時間10月29日、Walmartの会員制スーパーであるSam's Clubが、ダラスの店舗でスマートフォンで買い物ができるキャッシュレス構想を実験する計画を発表した。会員は選んだ商品をスマートフォンでスキャンしていき、店を出るときに店員にスマートフォンのコードをスキャンしてもらうというものだ。
レジなし店舗の「Amazon Go」は、コンビニエンスストアで初めて完全なキャッシュレスを実現した。Amazonは2016年12月、シアトルにAmazon Goの1号店を開店した。現在、Amazon Goはシアトルのほかにシカゴとサンフランシスコにもオープンしており、ニューヨークでも開店準備が進められている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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