Novaradは、Microsoftの複合現実(MR)ヘッドセット「HoloLens」に対応するNovaradの手術支援システム「OpenSight」が、医療機器の販売に必要な510(k)認証を米食品医薬品局(FDA)から取得できたと発表した。
OpenSightは、手術を控えている患者の体に2Dや3D、さらに4D映像を重ねて見せることのできる拡張現実(AR)システム。HoloLensを装着した医師が患者を見ると、CTやMRIなどで得た体内の画像と体を同時に確認できる。メスを入れる前の段階で手術計画を綿密に立てられるようになり、より良い結果につながるとしている。
さらに、OpenSightは複数人が同時に使用することも可能。医療行為を行う複数のスタッフが画像確認用として使うほか、医学生や研修医などに装着させてトレーニング用にも活用できる。
OpenSightの紹介ビデオ(出典:Novarad/Vimeo)
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