WhatsAppが「Status」機能への広告導入を認めたと報じられている。
インドのEconomic Timesによると、WhatsAppのバイスプレジデントを務めるChris Daniels氏は現地時間10月31日、ニューデリーのメディアに対し、Status機能に広告を導入すると述べた。
同氏は報道陣に対して次のように述べたという。「当社にとって主要なマネタイズ方法になると同時に、企業がWhatsAppで人々にリーチする機会になる」
Statusは、24時間後に消える写真や動画、GIF画像を投稿できる機能だ。
Daniels氏は、広告導入の時期を明らかにしなかった。これまでに2019年に導入されると報じられていた。
Facebookは、2014年に約220億ドルで買収したWhatsAppの収益化に意欲を見せている。WhatsAppは8月、企業がリアルタイムのカスタマーサービスを提供したり、搭乗券や出荷確認などの情報を送信したりできるようになると述べていた。
FacebookとWhatsAppの関係は緊迫している。
WhatsAppの共同創業者Brian Acton氏は2017年、Jan Koum氏は2018年に同社を退職している。Acton氏は、Cambridge Analyticaの問題が明らかになった際、同氏のTwitterフォロワーにFacebookを削除するよう促した。Koum氏は、Facebookの個人情報の利用について、同社と衝突したとみられている。
この数カ月の間に、仮想現実(VR)を手掛けるOculusを共同創設したBrendan Iribe氏、InstagramのCEOであるKevin Systrom氏も同社を去った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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