WhatsApp、「Status」機能に広告導入予定か

SEAN KEANE (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2018年11月02日 10時37分

 WhatsAppが「Status」機能への広告導入を認めたと報じられている。

 インドのEconomic Timesによると、WhatsAppのバイスプレジデントを務めるChris Daniels氏は現地時間10月31日、ニューデリーのメディアに対し、Status機能に広告を導入すると述べた。

 同氏は報道陣に対して次のように述べたという。「当社にとって主要なマネタイズ方法になると同時に、企業がWhatsAppで人々にリーチする機会になる」

 Statusは、24時間後に消える写真や動画、GIF画像を投稿できる機能だ。

 Daniels氏は、広告導入の時期を明らかにしなかった。これまでに2019年に導入されると報じられていた。

 Facebookは、2014年に約220億ドルで買収したWhatsApp収益化に意欲を見せている。WhatsAppは8月、企業がリアルタイムのカスタマーサービスを提供したり、搭乗券や出荷確認などの情報を送信したりできるようになると述べていた。

 FacebookとWhatsAppの関係は緊迫している。

 WhatsAppの共同創業者Brian Acton氏は2017年Jan Koum氏は2018年に同社を退職している。Acton氏は、Cambridge Analyticaの問題が明らかになった際、同氏のTwitterフォロワーにFacebookを削除するよう促した。Koum氏は、Facebookの個人情報の利用について、同社と衝突したとみられている。

 この数カ月の間に、仮想現実(VR)を手掛けるOculusを共同創設したBrendan Iribe氏、InstagramのCEOであるKevin Systrom氏も同社を去った。

WhatsApp
提供:NurPhoto/Getty Images

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]