WhatsAppは偽情報を撲滅するため、メッセージの送信元を把握しやすくする。
WhatsAppは米国時間7月10日、受信したメッセージのうち、転送されて届いたメッセージにはラベルを表示すると発表した。同社は公式ブログの中で、この機能は「WhatsApp」の最新版で利用できると述べた。
WhatsAppによると、この機能は、メッセージが友人や家族から送信されたのか、あるいはそれ以外の人が書いたメッセージなのかを判断する助けになるという。また、転送されたメッセージを共有する場合に注意を促すことにもなり、偽情報の拡散を阻止する試みの一環とみられる。
先ごろインドで、子どもの誘拐犯だとのうわさが広まったために5人の男性が私的制裁を受けて殺害された。このうわさはWhatsApp上で広まったと報じられており、そのことが男性らの死につながった。
WhatsAppは10日、インドの新聞各紙に、偽情報への注意を呼び掛ける公共広告を全面に掲載した。広告では、転送されたメッセージには注意することも促している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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