WhatsApp、偽情報の拡散防止で転送メッセージの識別機能を導入

Gordon Gottsegen (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2018年07月11日 11時33分

 WhatsAppは偽情報を撲滅するため、メッセージの送信元を把握しやすくする。

 WhatsAppは米国時間7月10日、受信したメッセージのうち、転送されて届いたメッセージにはラベルを表示すると発表した。同社は公式ブログの中で、この機能は「WhatsApp」の最新版で利用できると述べた。

提供:WhatsApp
提供:WhatsApp

 WhatsAppによると、この機能は、メッセージが友人や家族から送信されたのか、あるいはそれ以外の人が書いたメッセージなのかを判断する助けになるという。また、転送されたメッセージを共有する場合に注意を促すことにもなり、偽情報の拡散を阻止する試みの一環とみられる。

 先ごろインドで、子どもの誘拐犯だとのうわさが広まったために5人の男性が私的制裁を受けて殺害された。このうわさはWhatsApp上で広まったと報じられており、そのことが男性らの死につながった。

 WhatsAppは10日、インドの新聞各紙に、偽情報への注意を呼び掛ける公共広告を全面に掲載した。広告では、転送されたメッセージには注意することも促している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]