ニューヨーク市警察(NYPD)は、警察官の行動をビデオ録画する目的で装着させているボディカメラについて、爆発事故を起こしたVievu製「LE-5」の使用中止を命じた。
爆発事故が発生したのは、現地時間10月20日の夜。ある警官が深夜パトロール中、身に着けていたLE-5の底面から煙が出ていることに気付き、すぐに外したところ爆発したそうだ。内蔵バッテリが原因と考えられ、現在調査を進めている。
NYPDはVievuの別モデル「LE-4」も導入しているが、こちらの使用は中止せず継続する。
米CNETの報道によると、NYPDが使用しているボディカメラは合計1万5500台で、使用中止となったLE-5は2990台ある。LE-5を使用していた警官は、ボディカメラなしで勤務するという。
LE-5の紹介ビデオ(出典:Vievu/YouTube)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」